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コンバットギターズの日記

コンバットギターズの毎日

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  • 05/01/07:27

ギター&ベースのペグについてその1

c85dd5b0.jpegそう言えば・・・・昨日は営業Yがめでたく30歳!
と言う事でここのところ恒例となっている”COMBATバースデー”したのですよ。

まぁケーキ買って皆で食べるだけなんだけどね(笑)
いいなぁ~30歳じゃあ未だ若いもの・・・・羨ましい。



e0c6b616.jpegで今日はモッチ君が石垣島のお土産と言う事でハイパーに珍しい泡盛”泡波”を差し入れしてくれたのですよ。
香りが良くて後味もサッパリ!

ネットで見たら3号ビンで6,000円、オークションで高いと10,000円の値が付く程の代物。
ビックリだね。






さてさて、余談はここまで!
今回からちょっとペグについて検証してみようかね~。

今は材質や機構が特殊なペグもたくさんあるしね、各々のメリットやデメリットの話やサウンドに与える影響などを考えて見ましょうよ。

ペグが関係する楽器への影響は一体何があるか?
また何の違いによってサウンドにどんな変化をもたらすのか?

実は結構音も変わったりするのでペグを変える事によって困った症状が改善したりする事もあるのですよ。
まぁそんな感じでその辺りを中心に話を進めようかしら♪

今日は疲れちゃったので前フリのみ(笑)
ごめんなさいね~明日からちゃんと書きますから勘弁してね♪

この位のスタンスで書いた方が絶対に長続きしそうだもんね、雑誌の原稿のように締め切りに追われるようじゃあ長く続かないだわさ。

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ギター・ベース用材料の割れ&含水率その4

しっかし毎日良く雨が降るよな・・・・。

さて、続き!
含水率が7%を下回った物を”バーンウッド”と呼ぶ!でそうなると何かが変わる!と言う所まででしたよね。

そう、この低含水率になると材料自体に大きな変化が起こるのです。
ここまで水分が減ると木材の導管に縮みが発生し潰れると言うのです!

もちろんこんな物は肉眼では確認出来ないのであくまでも専門の方に聞いた話ね。
木材の水分や脂分は木材の導管に含まれており、この導管部分で水分が出入りし木材の伸縮や変形が起こるのです。

つまり、水分油分が出入りする導管部分が乾燥により収縮され潰れる事によってその部分での水分や油分の出入りが発生しなくなる為に伸縮が極端に起こり辛く反りなどの変形を起こさないと言う事です!

乾燥が進み中の水分・油分が抜けると言う事はその分の重量が減るという事であります、つまりその分軽くなるのです。

しかも!収縮するという事は?
そう、密度が高くなるのです!

同じ含水率で密度が高くなると当然重くなりますよね?
軽い物は密度が低いから軽い訳です。

しかし、材料を伝播する”振動”は高密度の物ほど伝達すスピードが速く立ち上がりや音抜けが向上します。
という事は含水率が変わらなければ必然的に重い楽器となる訳です。

がしかし、その重い物から水分や油分が抜け、その重量分軽くなったとしたらどうでしょう?
収縮が起こらずとも高密度で軽い材料であり、乾燥する事によって更に蜜f度が高くなる訳ですから軽いのに高密度!立ち上がり抜群で全体がシッカリとなりきるスーパー材料の出来上がりとなる訳です♪

実際、違います。
音もそうだし動きも少ないしね、具合良い材料ですよ~♪

ギター・ベース用材料の割れ&含水率その3

DSC_3218.jpg昨日は更新出来ませんでした(汗)

友人の結婚式にお呼ばれし、写真撮影担当&バンド演奏と言う大役を仰せ付かり椿山荘~新宿にて飲んだくれてしまったのです。

さすが有名結婚式場!
まぁ立派だった事。

使用ギターは当然COMBAT製のST、モディファイMXR DIST+ですです。
手前味噌だけど使い易いですよ♪


さて、そんな訳で続き~っ!

水部の抜け易い物とそうでない物、これかなり違うんですよ。
抜け易い材料はマホガニー!

仕入れた段階で表面4%位の物があるからね~あとはアッシュの軽い物とかね。
やはり密度が高い物の方が圧倒的に抜け辛いようでハードメイプルとかローズなんかは乾燥に出してもナカナカ希望値まで下がらないのですよ。

当然、抜け辛い材料は長期間にわたって強制乾燥を行わなければなりません。
乾燥度合いを一気に上げて短期間で乾燥しようとすると木材の割れや変形が著しく使い物にならなくなってしまうのですよ。

ハードメイプルを”バーンウッド”と呼ぶらしいのですが、中心部分で7%以下まで下がった状態に持っていくまで7ヶ月掛かりますからね、表面で12%、中心部分で23%の楽器用材料とし入荷、その後乾燥専門業者に依頼するのですが気の長い話です(汗)

しかしこのバーンウッドなる物、確かに具合が宜しいのですよ。
元々はオーディオ用スピーカーの超高級品に使用される目的の物なのですが含水率7%以下で何かが起こるのです(笑)

木材自体に大きな変化が!
さすが高級材料!

何が変わるかはまた明日♪

ギター・ベース用材料の割れ&含水率その2

さて、昨日は買い物に♪
と言っても何も買わなかったのだが・・・・(笑)

で、スッゴイさわりの部分で終わっちゃったんだよね・・・・・と言う事で続きです!

含水率!
皆さんあまり楽器を購入する際に気にしませんが・・・と言っても知りようが無いですけどね(汗)

ずばり、これもネックの反りや木部の割れ、果てはサウンドにまで大きく影響を及ぼすのですよ。

まず、楽器用の材料は基本的にはある程度”ボディーに見合ったサイズ”や”ネックに見合ったサイズ”に製材された状態で入荷します。

で、よく含水率計使ってますが実はあまり意味がないの(汗)
と言うのもエレキギターやエレキベースの材料の場合、厚みが50ミリ弱に製材され入荷するのです。

一般的に出回っている含水率計は表面に金属の棒をあてがい電気の流れによって水分量を測るのですが(脂肪計と一緒だね)水分は空気に触れている部分から空気中に蒸発する為に”こぐち”を含む表面はその材料の中で一番含水率が低い部分であり、50ミリの丁度中間、表面から25ミリ下の含水率は想像以上に高いのです!

結構違うものなんですよね、これが。
まぁ、おおよその見当をつけて表面がこの位だから中はこれ位♪と言う目安にはなりますけどね。

元々数万円で入手可能な物は建材用とか地面用とかとして販売されていたりする物なので、そう言った物は金属の棒を打ち込んで使ったりするんですよ。

例えば建材なんかだったら釘を打ち込んでその頭に含水率計を宛がうのですな。
そうすれば材料の中心部分も計測可能なのですが、先に話した通り割と無駄なくかっちりとしたサイズで材料が入荷する為に釘を打ったり出来ないのですよ。

釘を打った時点でボディー・ネック材としては使えなくなりますからね(汗)

さてさて、含水率を12%程度にまで下げる場合、日本の気候だと35年位とか聞きました。
それが表面なのか中までシッカリなのかは判りませんがそんなに待てないし芯の部分までシッカリ下がっているか保証がないのですよ、アコギのように材料自体が薄ければ表面と中の差がないので判り易いですけどね。

ってな訳で現在では強制乾燥物がほぼ全部を占めているのです。
乾燥専門の業者ですからパルス何ちゃらみたいなMRIのような物で中までシッカリ乾燥しているか確認出来るし、木材に含まれる油分も水蒸気でシッカリと飛ばしてくれるし、指定した含水率まで下げてもらえるしと確実この上ないのです。

自然乾燥って素敵な響きですけどやはり科学(科学なのかな???)の進歩は素晴らしい!

魚屋の友人に聞いたのだが、天然物よりも養殖の方が美味い魚も多いようだし、日本産より海外産の方が美味い魚もたくさん!

天然近海物が全て良いという訳ではないのですね(笑)

さて、材料の中で水分が飛びやすい物とそうでない物が有ると少し触れたのですがそれは次回と言う事で♪

ギター・ベース用材料の割れ&含水率その1

せっかくの日曜なのに雨じゃんね(涙)

さてさてダロさんが木材の割れについてふってくれましたので。
海外に行くと割れ易いか?

割れに関しても木材の収縮が原因であります。
しかも物凄く急激な場合ね。

エボニーやその他の極端に硬い材料に関してはちょっとした変化でも割れますけれどメイプルを含む一般的な材料であれば日本から海外に移動の際、環境の変化で材料が割れてしまう事は少ないでしょう。

これに大きく関係するのは”含水率”と言うものです。

含水率とは木材に含まれる水分量であり楽器用は15%以下が基本です!
12%以下が理想でしょう。

現在の日本においてシーズニングは”強制乾燥”と言う水蒸気・熱・風にて乾燥させる方法が主流となっています。

皆さんの好きな”自然乾燥”は板厚の薄いアコースティックギター用材料で一部使用されている物もありますが日本の湿度で自然乾燥を行う場合、厚みのあるエレキ用の材料の場合現実問題として材料の中心部分まで楽器用の含水率まで下げる事が難しい、材料によっては不可能と言ってしまっても良いでしょう。

今日は休みで今から出かけるので今日はここまで。
完全にフリだけですみません(汗)