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ギター・ベース用材料の割れ&含水率その4
しっかし毎日良く雨が降るよな・・・・。
さて、続き!
含水率が7%を下回った物を”バーンウッド”と呼ぶ!でそうなると何かが変わる!と言う所まででしたよね。
そう、この低含水率になると材料自体に大きな変化が起こるのです。
ここまで水分が減ると木材の導管に縮みが発生し潰れると言うのです!
もちろんこんな物は肉眼では確認出来ないのであくまでも専門の方に聞いた話ね。
木材の水分や脂分は木材の導管に含まれており、この導管部分で水分が出入りし木材の伸縮や変形が起こるのです。
つまり、水分油分が出入りする導管部分が乾燥により収縮され潰れる事によってその部分での水分や油分の出入りが発生しなくなる為に伸縮が極端に起こり辛く反りなどの変形を起こさないと言う事です!
乾燥が進み中の水分・油分が抜けると言う事はその分の重量が減るという事であります、つまりその分軽くなるのです。
しかも!収縮するという事は?
そう、密度が高くなるのです!
同じ含水率で密度が高くなると当然重くなりますよね?
軽い物は密度が低いから軽い訳です。
しかし、材料を伝播する”振動”は高密度の物ほど伝達すスピードが速く立ち上がりや音抜けが向上します。
という事は含水率が変わらなければ必然的に重い楽器となる訳です。
がしかし、その重い物から水分や油分が抜け、その重量分軽くなったとしたらどうでしょう?
収縮が起こらずとも高密度で軽い材料であり、乾燥する事によって更に蜜f度が高くなる訳ですから軽いのに高密度!立ち上がり抜群で全体がシッカリとなりきるスーパー材料の出来上がりとなる訳です♪
実際、違います。
音もそうだし動きも少ないしね、具合良い材料ですよ~♪
木を真空中に放置して乾燥させたり、含浸させたら
どうなるんですかね~
同じ効果が出るのなら、スピードアップ間違い
なしだと思いますが。。。。。
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