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ギターとベースの正しい保管方法Ⅱ
恐ろしいネーミングの”ケース反り”とは一体????
皆さんimageAをご覧下さい!
いわゆる通常のネック反りです。
順反りと逆反りですね、この様に綺麗にネックが反った場合はトラスロッドで調整が出来る為に大きな問題に発展する事は少ないといって良いでしょう。
ではimageBを見てみましょう。
同じ順逆でも○で囲んでいる部分と赤線部分に注目しましょう!
図では解り易い様に赤線部分を直線としましたが○で囲んだ部分を境目に他の部分と反り方が異なっているでしょ、imageAの様に全体に弓形になるのではなく○部分が折
れ曲がるように変形しているのが解ると思います。
”ケース反り”とはケースにしまって置く事によってimageBのような反り方になってしまう!
この反り方を”ケース反り”と呼んでおります。
では・・・・何故その様な事が・・・・(涙)
原因はハードケース内でのギター固定方法なのです。
多くのハードケースは内部に”枕”と言われるネック置き場のような部分があり、ケースの上蓋と枕でネックを挟み込み中で楽器が動かないように固定しています。
蓋を開けると裏地に弦の跡が付いているのは見た事有りますよね?
つまり、同一ネック上でケース内にて負荷が掛かっている部分とそうでないフリーの部分が出来ているの訳です。
要は負荷が掛かっている部分はネックを平らに押し付けている状態なのですよ。
当然、押し付けられている部分とフリーの部分ではネックの反り方に違いが発生し、その境目で折れるようにネックが反ってしまう事があるのです。
トラスロッドはその構造上”異なる部位毎の調整が不可能”(後日ネック反りのメカニズムを書きます・・・・いつかな~?・・・でも書きます!)となっているのでimageBの様な反り方をしてしまうと最低でもすり合わせ、状態によってはリフレット&指板調整50,000コースになってしまうのです。
エライ高くつくよ~気をつけてね。
さてさて、枕付きのケースと言えばTOPを走っていたHCですな。
これはこれはどう考えても0PTどころか-20PTですよ(笑)
何て言ったって楽器に良くないのじゃあ論外だもんね。
するとSCと剝き出しはどちらも枕が無いので負荷”0”と言う事で引き分けの各々5PT!
トップを走っていたHCは減点-20PTで順位は大きく入れ替わりっ!
【最終獲得ポイント&ランキング】
1位 SC=15PT
2位 剝き出し=5PT
最下位 HC=-5PT
と、言う事はトータル15PT獲得でSC保管が優勝!!!!
おめでと~って誰を祝っているのか解らんが、とりあえずSC保管している方々にお祝いの言葉を送ります♪
まぁ私は傷など気にしませんし除湿剤を入れたり出したりなんぞ間違ってもしないので”手を伸ばして直ぐ弾ける”状態の剝き出しが一押しなのですけれどね(笑)
とりあえずHCでの長期保管だけは止めておきましょう!
うわ。。。恐ろしい。。。
でも、よく理解できました。
実は一本だけHC保管していたギターがあるので確認します。
やられていた時は持ち込むので宜しくお願いします♪
「枕」が問題だったんですね????
あぁ恐ろしい・・・・
裸でスタンドが一番ですかね~??
僕の持論は
どんなに良いギターやベースでも、
最初(新品時)の1~2年をしっかり管理してやると
その後は大きなトラブルは出ないような気がします(経験談)
だから、可愛がってあげるのが一番かな!?と・・・
「保管」で一番怖いのは、
楽器屋さんでの新品楽器保管状態かもしれません(苦笑)
やった!2位浮上!(笑)
HCに入れてあるアコギが心配になってきました~(汗)
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