NEW ENTRY
[PR]
ギターとベースのペグについてその6
間開きましたごめんなさい。
カラフルなメッキって自己主張にはもってこいですな、やりたい人は問い合わせ下さい!
でも時間は掛かるからね。
さてさて本日、お電話にてロック式ペグに関してのご質問があったのでペグの続き~♪
まず、ロック式ペグのメリットとは?
弦交換が簡単!と横着な事を言う人もいますが弦を巻かないで済む、確かに大きなメリットですね。
しかも”弦を巻かない”と言う行為が(何もしないのに行為なのだ)弦交換が早いと言う事意外に一番大きなメリットとなるのです。
そもそも、ペグ部分でのチューニングが狂う原因は巻き付けた弦が主たる原因であり、巻かない事によってチューニングが狂う根本を排除出来るのです。
中にはロック式ペグにも拘らず下手をすれば一周程度巻きつけてしまっている方もいらっしゃいますが(結果的にそうなっただけで意識してではないでしょうが・・・・)それだとロック式の意味がありません!
もちろん手間の話ではないので誤解無きように。
ちなみに正しい弦の巻き方をしている方はロック式にしても殆どチューニングの安定度に差はありません。
正しく巻きつけているのにチューニングが狂ってしまうのはペグが原因ではなく他の部分だからです!
弦の巻き方が正しくないと巻きつけている部分に隙間が出来ます。
例えば弦を通す穴部分と弦の間などがそれに当たります。
皆さん弦をポストに巻き付ける際、プライヤーを使用しキチンと折り曲げていますか?
実に修理依頼でお預かりするギターやベースの95%は無造作に穴へ弦を通してポストに巻き付けているだけと言う恐ろしい状態が現実です。
ペグポストの弦を通す穴、この淵と弦の間に隙間はありませんか?
穴に通し手で巻きつけると写真とは異なり淵の部分、つまり巻き始めの部分ですね、そこに隙間が出来てしまうのですよ。
この隙間がチューニングが狂ってしまう原因となるのです!
スミマセン、来客なのでまた明日。
ギターとベースのペグについてその5
釣りが出来ないので美味しい魚が食べられず・・・・・はぁ釣りに行きたいぞ。
マグロシーズン突入だと言うのに(涙)
さてさて、ペグの続き。
何にしようかな~何せあまり考えずに書いているからね(笑)
このての場なので特定の製品の良く無い部分とかは書けないしね、良い部分オンリー!意外と制約多いのですよ。
どうしよ・・・何書こう。
ギターが続いているのでベースについて書こうっと、前の文章書いている時までロック式かなぁ~思っていたがたった今気が変わりました(笑)
さてさて、ベースの場合ギターとはちょっと話が変わってくるのですよ。
ギターはダイカスト製のハウジングの物の方が重量がありクルーソンの方が軽い!って事でしたがベースはクルーソンの方が重くなります♪
最近のベース用クルーソンタイプは相当良く出来ていますよ~。
まず、重い物、これは従来のペグですね、そしてジュラルミン等で製作された軽い物があります。
見た目は全く同じ!
金属が異なる為に重量が全然違うのですよ。
しかも、レンチでトルク調整まで可能と言う至れり尽くせり♪
かつてはクルーソン=重い!と言う感じだったのですが同形状で軽い物が出現したおかげで選択肢が大幅に増えたのです。
で、シャーラーを代表とするダイカストハウジングの物と比べ単に重量が重いというだけではないのですね。
注目すべきはその大きさ!プレートですよプレート。
プレートの大きさが肝です!
重量以上にサウンドに影響を及ぼすのはプレートの面積です。
プレートの面積が大きくなる事によって振動伝達が早い金属部分が木部にたくさん密着し立ち上がりやハイの出方が良くなります。
質量ももちろん影響を及ぼしますが、影響が大きいのは面積と言って良いでしょう。
同じ重量、同じ材質であれば広い範囲で木部に密着する方が出音の違いが顕著に現れます!
ペグではありませんがPGやネックセットプレート等も物凄く出音に違いが現れるのですよ♪
軽い物と重い物を選ぶ基準は基本ギターと同じとなりますが、ギターと比べベースは弦が太く振動が強いので重くてもシッカリなってしまうケースが多いのですけどね~。
さてさて、話変わって昨日お知らせした”撮影機材導入”に関して。
今日、試し撮りをしてみたのですよ。
どんなもんでしょう?
結構楽しい(笑)
ギター&ベースのペグについてその4
寝やすい!いくらでも寝られるぞ!!
昨日はいつものごとくメール他事務所でバタバタと・・・GERRY MCGEE MODEL案内のDATE作成。
何とか完成したなり、見てやって下せ~っ。
さて、ペグのお話。
え~と、クルーソンタイプについてですね。
クルーソンタイプのペグ、これは一目瞭然ロトマチックと比べるとチープと言って良いいでたち!
でも”ならでは”の良さがあるのですよ。
それはズバリ”軽い”と言う事です。
ちなみにロトマチックと比べギア比が低いので微調整と言った面ではやや劣るのですが、最近の物は精度が高いのでもはやギア比は気にする必要が無いと言って良いと思います。
ペグを選ぶ際、ここは気にする必要ないと思いますよ。
んで、軽いとどうなのよ?
重いと鳴らないの真逆”鳴り易い”のです。
但し、鳴り易いと言う事は鳴り過ぎにも注意をしなければいけません。
鳴り過ぎる事によってサウンドがブーミーのなる事があるので気をつけましょう。
それと太い弦を張る方は破損する事がありますので要注意です。
ロトマチックとクルーソンのどちらを選ぶかについてはこの重さの違いがポイントです。
単純に軽い方が好き!とか言う事ではありませんので誤解鳴きように。
ギター(ベースもですが)の出音でどんな音が欲しいのか先ずそこをはっきりとさせ、自分の楽器がどういうサウンドを奏でる構成(材料・ハード共)なのかを把握しペグを含むハードウェア等の特性を変えていく事で自分の欲しいサウンドに近付けると言うのが基本的な考え方です。
まず、ギター自体の重量がある物を使用していてシャキシャキ感を抑えたい場合や音を太い感じにしたければ軽いペグを使うと良いでしょう。
軽いペグは先にも述べた通り鳴ります!
元々楽器自体が重いという事は木材が重いと言う事です。
重い木材を使用する時点でサスティーンが良く、または密度が高いですから立ち上がりが良いので訳です。
そこで更に重いロトマチックで上記音質に拍車を掛けるとズバリ”やり過ぎ”になるのです。
するとハイがうるさく生鳴り小さく線の細い音になりますから交換の利くハードウェアで逆の特性を持つもの、つまり軽くて良く鳴ってくれるクールーソンを使用すれば上記症状がやや改善されると言う訳です。
ネックやボディーを変える事が一番手っ取り早いですが、この2点はそう簡単には交換が出来ません、費用も高くついてしまいます。
交換の”し易さ”からするとハードウェアが圧倒的に有利であり値段も手ごろ、特にペグは結構音が変わる割にブリッジ等の交換と比較すると簡単に出来てローコスト、結構有効ですよ♪
で逆パターン。
大きい音で鳴らすと音が暴れて抜けてこないとか・・・・PU交換!に目が行きがちですが重いペグをつける事によって改善される事も多いのです。
内容は先に述べた重いギターには軽いペグの真逆!
上記のような症状は”鳴り過ぎ”が原因と言う事が多くダイカスト製の密度が高い重いペグを使用する事によって鳴りが押えられサスティーンが伸び立ち上がりが向上、サウンドに芯が出て来ると言う訳です。
もちろんペグを交換したから全て解決と言う訳ではなく、程度によりブリッジ等に手を加えたりと交換可能なハードウェアはたくさんあるので色々試してみると良いでしょう。
さてさて、次ロック式の話をするか通常ペグの弦の巻き方にするか・・・・いずれにせよペグに関しての話はまだまだ続くのであります♪
ギター&ベースのペグについてその3
リンクが変・・・???
バナーが出なかったりね・・・・明日直そう。
で、バタバタしてこっちが疎かに・・・気がついたら連絡帳のようにお知らせばかり続き何をどこまで話したか忘れてしまう始末(爆)
読み返して思い出したので続き書きます!
いつもお世話になっているSさんがアメリカの帰りに会社へ立ち寄ってくれたのが5日!
素晴らしい頂き物を♪
お菓子美味しかったのですよ、お酒好きだけど甘い物も好きな私です。
もとい・・・ワインが入っている瓶!
これどうやっているのだ??
不思議なんです・・・色々考えたが製作に当たっての方法論が思い浮かばないぞ???
瓶の中の帆船も昔は不思議だったのだがそれよりも圧倒的に不思議?
合わせ目が無いんだよね・・・・・。
久々に太田カツ氏の登場!遊びに来ました。
忙しいみたいでナカナカ来られない様なのだが、そろそろリフレットしないといかんね。
メインの赤COMBAT。
年内にNEWギター登場の予感!
その時はBLOG他で発表しますね~。
今日は僕のST弾いて関心していたのですよ、鳴り方が良いからね~。
音太いし、グリップの発見など諸々世間話をして帰還。
LIVE盛り上がっていましたよ。
シグネイチャーモデルの予約もお蔭様で順調です!
と言うここ数日でした。
さて、ペグの話。
前回までの話ではクルーソンと比べロトマチックの方がメリット多いような内容だったのですが実際はどうなのか?
それはね、ギターによってどっちのマッチングが良いか変わるのですよ。
しかも、弾き手の好みでも変わるのです。
まぁどっちが良いか悪いかはないという事ですな。
では、何がどういう風に違うか?
まず、一番大きな違いはハウジングの違いによる重量の差!でしょう。
この重量の差は結構大きいのですよ。
では、重量の違いによるメリットデメリットを考えましょう。
当然構造的にダイカスト製のハウジングを持つロトマチックの方が重量があります。
先ず、重い事によるメリットデメリット。
重い物は振動の減衰率が低い!つまりサスティーンが良い!
これ大きいメリットですよね。
振動が大きくなると振動=波同士が打ち消しあってしまうのですよ。
またダイカスト製の物は硬い!つまり密度が高いのですね。
密度の高い物は振動の伝達スピードが速いのです、つまり立ち上がりが良い!
この2点は大きなメリットでしょう。
ではデメリット。
ズバリ振動し辛い!
これ致命傷ですね(笑)
基本振動は”弦の振動”がペグはもちろんネックやボディーに伝達されて”生鳴り”へとなります。
弦振動の強さはペグの種類に関わらずゲージとチューニングが同じであれば基本同じ。
では同じ振動の強さで重いものと軽いもの、どっちが振動させ易いか?
当然”振動=力”が同じであるとすれば重い物よりも軽い物の方が振動させ易いのですよ。
つまり、鳴りだけ捕らえれば軽いクルーソンの方が鳴り易いと言う事になるのです。
では鳴るのであればクルーソンかと言えばそうでも無いのですね~。
ではクルーソンタイプ、軽い物ですねこれのメリットデメリットは?
それは明日にしましょう!
ギター&ベースのペグについてその2
なんだか夏がまたやって来たようですな~暑い!
まぁ天気が良く無いよりはよっぽど良いですがね。
暑くても休みの日だったら嬉しいけれど、仕事だとね・・・・・。
さて、昨日の続き!
では先ずギターのペグからかな。
ギターペグには大きく分けてクルーソンタイプとロトマチックタイプの2種類であります。
クルーソンタイプとはオープンタイプのペグにギア部分の保護や埃の混入等を目的としたカバーが取り付けてあるタイプの物ですな。
まぁ、昔ながらのスタンダードなモデル、例えばSTやTL、LPstd他お馴染みのギターに使用されているので見た事のある人が殆どでしょう。
そして、クルーソンタイプの物に更に耐久性を持たせようとペグ本体にダイカスト製のカバーと言うか箱と言うか・・・・ハウジングと言う奴ですな、その中にギア等を収めた物がグローバーから登場!
こっちのタイプをロトマチックと言います。
パッと見明らかに違いますな。
このロトマチックタイプと呼ばれる物はグローバーに限らずシャーラーなどからも同じタイプの物が発売されており多くのギターに使用されています。
って、一部を除き基本的にはこの2種類しかないから当たり前だのクラッカーだな。
すみませんWolfeyさんかダロさんしか喰いつきそうも無いネタですな(笑)
因みに、ペグのブッシュ形状が異なっているので互換性が無くクルーソンからロトマチックに変更もしくは逆パターンの場合は加工を伴うので注意しましょう!
で、この二つの性能の違い!
ロトマチックはクルーソンと比べギア比が高く微調整が可能となっており、シビアなチューニングをするにはもってこいです!
また裏側の蓋を外しグリスの注入が可能となっており、機関部をメンテする事によって長期間の使用に耐えうる様に作られています。
と、これだけ聞いたら良い事ばかり、まるでロトマチックをお奨めしているようなので”デメリット”もあるので併せて説明して行かなければいけませんな。
こう言う場なのであくまでも公平にしなければ。
続きは明日♪
ところで、ちょっと前までDUEL JEWELのNATSUKIが来ていたのですよ。
頼まれていた改造が完了したので引き取りにね。
新譜も好調のようですしただ今レコーディング中みたい。
新曲”アイオライト”のPVで使っているのは”綾瀬はるか”がビエラのCMでも使用した由緒正しき(笑)私のギターなのですよ。
ギターのSHUNがメインの楽器倒してしまい、緊急入院!で繋ぎで私物貸し出し、で、このPVと言う訳です!
オフィシャルHP宜しければ覗いてみてね。
http://www.dueljewel.jp/