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コンバットギターズの日記

コンバットギターズの毎日

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  • 05/18/17:15

ハウリングについてその3

今気が付いたのだが・・・・含芯になっている・・・・・(汗)
正しくは”含浸”です、ご免なさい・・・・変換が変なんだよ~まぁ普段使う漢字じゃあないしね、変換するわきゃあ無いわね。

雑誌の原稿だと校正入るので気が付くのだが・・・・・・ミスです。
原稿と言えば昨日一昨日とBASS MAGAZINEの原稿書きやっていました、今日の午前中が締め切りだったのですよ、BLOG更新出来ず申し訳無いです。

と言う事で。
>次回は含芯について話しますね♪
もとい”含浸”についてです!

含浸を行う場合はコイルの巻きが緩くてハウリングする場合です。
カバーを抑えてハウリングが止まない時はボディーをグーで叩いてみましょう。

ガンガン音が入るようだとPUコイルの巻きが緩い状態です。
要は叩く事によってコイルの弛みが振動して音を拾うのですよ。

他に症状としてはSWの切り替え音が”カチーン”とか入ったり、酷い状態だとPUに向かって声を出すとアンプから声が聞こえる等があります。

皆さんのギターやベースは大丈夫ですか~?

この場合はコイルの弛みを押さえ込む必要が有り、その対処方法が”含浸”と言う訳です。
”含む”と”浸す”ですよ、読んで字の如く何となく内容は解かると思います。

前回お話した”ロウ着け”はボビンとPUカバーの隙間をロウで埋めるのですが、含浸とはPUの内部までロウを浸透させてコイルの隙間を埋めてしまおうと言う事なのです。

隙間が無ければ共振しませんからね、鍋に溶かしたロウを入れてPUを潜らせ中までロウを染み込ませ、さめるとそれが固まる、そうする事でコイルの弛みが固定されハウリングを抑える事が可能です。

但し、緩みのある部分がコイルのどの辺りかによって効果に差が出来てしまい、起因となっている部分が中心に近くなる程ロウが染み込んでいかないので効果が薄い事もあります。

ハンドワイヤリングのPUは巻きつけ具合は指先の力加減一つですから、コイルの巻きが緩い事も少なくないので注意が必要でしょう。

もっとも、そこがハンドワイヤリングの良い所でもあるのですけどね。
同じターン数でも巻き付け具合が強い場合と弱い場合では体積が変わります、当然コイルの長さの比例して変わってきますからサウンドにも差が出て来ると言う訳です。

まぁハウリングが凄くて使えないのでは本末転倒ですけれどね(汗)
で、この含浸と言う作業は結構難しい作業でありまして、何が難しいと言うとロウの温度なのです。

これね、ロウによって溶ける温度が違うのですな。
低音で溶ける物とそうでない物。

ロウの温度が高過ぎるとコイルが断線を起こしたりするので具合の良いロウがあるのです。
やたらめったらロウを溶かして自分でやったりすると断線しかねないのでリペアショップ等に任せた方が無難でしょう。

当然、ウチに任せるのがベストですけど(笑)

他のハウリングとして意外に多いのが”TLのリアPU”のハウリングです。
この場合コイルの巻き方以外が原因と言う事が結構あるのですよ。

何が原因か?
実は”ブリッジ”なのです、意外でしょ(笑)

詳しい話はまた明日~♪
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ハウリングについてその2

>やっぱり手作業で巻くとコイルが緩かったりするのですな。
と言うところで夕べは自宅1階から晩飯の業務連絡があり中途で終わったのですな、まぁ中途と言うかさわり程度でしたが・・・・。

でも今日は大丈夫!だと思う・・・20時頃に来客一件入っているがある程度はかけるでしょう。

で、ハウリングの見分け方。
まず、HBの場合。

この場合はカバー有りか否かで多少違うのですよ。
カバー有りの場合はカバー鳴りと言う物がございます。

特徴はハウリングの際にPUカバーを指で押えてみる!
するとカバー鳴りの場合ハウリングが治まるのですよ。

こんな場合はカバーが共振してハウリングを起こしているのです。
原因はPUのボビンとPUカバーの間にある”隙間”であり、この隙間を無くす事によってハウリングを防止する事が出来ます。

はじめにHBと書いてしまいましたがTLのフロントピックアップにも同じ事が言えます。
書き直しは面倒なのでここでの補足でご納得を。

さて、じゃあ具体的にどうやって隙間を無くすのか?
対処方法としては両面テープを使いカバーを固定する、もしくはロウで隙間を埋めてしまう、の2通りでしょう。

費用的には両面テープでの固定の方が安いのではないでしょうか。
少なくともウチはその方が安いですね。

但し、落とし穴が・・・・・・・!
費用的には安く、カバー固定と言う点でもなんら問題は無いのですが”カバーを外そうかな~”なんて思った時に外れ辛いのです。

しかも、長期間着けて置くと外れなくなります(汗)
これは絶対に外さない!と言う強い意志を持っているのであれば関係無い話ですが”外すかもしれないな~”とか思う人は止めた方が無難かも・・・・・でしっ。

外す時にカバーが変形する確率が高いしね、これはウチがやっても同じ。

PU本体も破損する事だって考えられます、まぁこれに関しては僕らはお金を頂いている以上ヘマはしませんが、外し賃・・・・なんか言い回し変ですがこれは当然高くなります!

そしてもう一つの方法”ロウで固定”これは”含芯”と誤解されそうですが含芯ではありません、あくまでもカバーを固定する為のロウ着けです。

こちらは両面テープ固定よりも工賃は高くなってしまいますが、いざ”外そうっ”とか思った時に綺麗にカバーを取り外す事が可能です。

外したカバーを取っておけばまた取り付け可能ですしね、カバーって意外と高いので私はロウ付けの方をお奨めしますね。

では、含芯とロウ着けの違い。
ロウ着けはあくまでもボビンとカバーの隙間を埋める為の作業で、通常PUカバーを器に見立て、中にに固形のロウを入れ加熱します。

加熱すると中に入れたロウが溶けるのでそこへPUを入れて冷ませばOK。
対して含芯はPU自体をロウに漬け込んでコイルを固定するのです。

カバーのロウ着けであれば含芯のようにロウの温度をさほど気にする必要が無い為にPU断線等の心配も無いので安心して依頼して良いでしょう。

次回は含芯について話しますね♪

ハウリングについてその1

最近のPUってハウリングが多いんですよ。
全体的に巻きが緩い物が多かったりするのですな、と言う事でハウリング対策でも書こうかな~。

そもそもハウリングの原因は何だ?
多くがコイルの共振なんですよ、ハンドワイヤリングのPUがハウリ易いのはその為。

やっぱり手作業で巻くとコイルが緩かったりするのですな。
ごめんなさい、夕飯が出来たらしいのでまた明日。

って、更新なのかこれ(汗)

ギターとベースのペグについてその8

昨日、日記の最後に入浴に関して触れましたが私”お風呂好き”なのですよ、もちろん温泉とか大好きです。
昨日も3回入りました。

湯舟に結構長く40分位は浸かっています。

まぁ最近の湯舟は便利なもので一定の温度を保ってくれたりするのですな。
で、先日、44度(熱いのが好き♪)で40分・・・・・・・見事に湯当たり(汗)

座っているのが辛い位フラフラに・・・・・・気分は悪いし参りました。
しかも食事前に入浴、その日の晩飯は”おでん”(汗)

私のリクエストだったのですよ、いつも帰宅は夜中ですがその日は22時頃帰宅!
早く帰れそうなので”おでん”リクエスト、ゆっくり湯舟に浸かり風呂上りにキンキンに冷えたビール~最高じゃ♪

の予定が・・・・のぼせてフラフラ・・・目の前に熱いおでん・・・・・・拷問ですな(汗)
エアコン全開で団扇!熱気が取れたら復活しましたが何でも程々が宜しいようで。

>要はロック式ペグの最大のメリットは弦をロックして固定する事ではなく”弦を巻きつけない”と言う事なのです。

3c1c7b94.jpegと言う事でロック式の場合どの程度が最良か?
まず、図を見て下さい。








Aは弦に対して180度つまり平行です。
Bは90度、弦に対して直角の位置となります。

最良の位置はCの部分、AとBの中間点付近で130度~140度が最高の美しさでしょう。
許容範囲としてはa・b、中心部分前後45度以内!

で、Dの部分は余りなのでポストから2ミリ程度のところで余分な弦をカット。
余りが有る分には構わないのですが見栄えを美しくするのであれば短めにカットした方が良いでしょう。

シュパーゼル他したから弦をロックする物。
この場合は調弦後そのままカットして大丈夫です。

GOTOH製のロック式ペグは調弦して行く為にペグを回転させると自動的にロックされるのですが、そのままだとやや固定が甘いのでペグの頭をコイン等で増し締めしてからカットして下さい。

で、調弦のコツです。
ロック式なのに調弦して行ったらペグポストに弦が結構巻き付いてしまった(汗)
なんて事を経験した方も多いのでは?

ロック式ペグの場合、手で引っ張りながらピンと張った状態で弦を固定するのですが固定時の引っ張り具合がポイントとなります。

特にマグナムロックの場合”増し締め”を行う為に思ったよりも強めに弦を引っ張りながら固定する必要があるので注意が必要です。

引っ張り方が緩いと先に説明した最良のポイント内に収まらなくなり、チューニングが狂い易くなってしまいます。

調弦する際、太い弦と細い弦では細い弦の方が音程の上がり幅は狭く、同じ音程分上げるにはペグを多く巻かねばなりません。

ですから巻き弦は普通に引っ張る感じ、プレーン弦は細くなるにつれかなり強く引っ張る感じと引っ張り加減を調整する必要がありますので注意して下さい。

1弦などは指に巻きつけて引っ張る位で丁度良い巻き具合となります。

ギターとベースのペグについてその7

>この隙間がチューニングが狂ってしまう原因となるのです!

と言う所まででした。
で何故隙間が開くと駄目なのか?

弦は常に張力が掛かっていますが、演奏するに当たり張力が変化します。
例えばチョーキングやアーミング等。

それどころか普通に弾いていても押し弦の際に弦が下方向へ引っ張られている訳ですし、ピッキングする事によっても既に張力が増しますから開放弦と言えども変化が起こってしまうのですよ。

このようにギターを演奏する上で弦の張力の変化は必ず付いて回り、アーミングを除くほぼ全てが”張力が増す”事となります。

当然、弦はペグとサドルの間に張ってあるので張力の変化が起こるのはこの間となります。
その際ペグポスト部分は”起点”と成っている為に張力の増す方向はブリッジ方向になりますよね。

すると力の掛かり方としては行ってみれば柱にひもを巻きつけて引っ張るような状態になります。
”柱に紐”と大きく異なる部分は巻き付ける部分が平面ではない、見ると解りますが弦を巻きつける部分にカーブが付いています。

テンションが掛かった際に弦がカーブの頂点に寄って行くようになっているのです、隙間無く巻きつけられるように工夫がしてある訳ですな。

それと、紐と異なり金属製である、プレーン弦などは非常に摩擦が起き辛い物です。
巻きつけ部分が金属製!強く巻きつけても木他と異なり”食い込む”事はありません。

以上のような違いから”非常に滑り易い”と言う訳です。
そんな滑りやすい環境にも拘らず巻きつけた部分に隙間があるのですよ、張力を掛ければ当然隙間分のズレが発生してしまう為に=チューニングの狂いにつながるのです。

要はロック式ペグの最大のメリットは弦をロックして固定する事ではなく”弦を巻きつけない”と言う事なのです。

イメージ的にはロック(固定)する事によって弦が動かなくするイメージが先行しがちであり、もちろんその要素も含まれてはいるのですが一番は弦を巻きつけない事によって巻きつけ部分に隙間がやズレが発生しないと言う事なのですよ。

ですから弦を張る際にペグポストの弦を通す穴、この淵の所にプライヤーを使用し弦をしっかりと折り、その折った部分が引っ掛かる事によってズレを解消し、隙間が出来ないように綺麗に弦を巻きつければロック式のペグでなくとも巻きつけ部分のズレを最小限に抑える事が出来ると言う訳です♪

あ~、今日は台風が過ぎ去りすっかり良い天気になりましたね~。
今日は久々にゆっくり休めるのですよ~連休です♪

今年もお盆休み無しですからね・・・・GWも仕事入っていたし。
正月以来の連休じゃあないかな???(涙)

大体丸一日仕事の予定無しで使える休み自体1ヶ月振りだもんね。
それが2日間!幸せだ~♪

と言う事で実は今さっき起きたばかりで、風呂を溜めている間にBLOG更新。
今から風呂入ろう~♪