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コンバットギターズの日記

コンバットギターズの毎日

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  • 05/18/20:58

ハウリングについてその3

今気が付いたのだが・・・・含芯になっている・・・・・(汗)
正しくは”含浸”です、ご免なさい・・・・変換が変なんだよ~まぁ普段使う漢字じゃあないしね、変換するわきゃあ無いわね。

雑誌の原稿だと校正入るので気が付くのだが・・・・・・ミスです。
原稿と言えば昨日一昨日とBASS MAGAZINEの原稿書きやっていました、今日の午前中が締め切りだったのですよ、BLOG更新出来ず申し訳無いです。

と言う事で。
>次回は含芯について話しますね♪
もとい”含浸”についてです!

含浸を行う場合はコイルの巻きが緩くてハウリングする場合です。
カバーを抑えてハウリングが止まない時はボディーをグーで叩いてみましょう。

ガンガン音が入るようだとPUコイルの巻きが緩い状態です。
要は叩く事によってコイルの弛みが振動して音を拾うのですよ。

他に症状としてはSWの切り替え音が”カチーン”とか入ったり、酷い状態だとPUに向かって声を出すとアンプから声が聞こえる等があります。

皆さんのギターやベースは大丈夫ですか~?

この場合はコイルの弛みを押さえ込む必要が有り、その対処方法が”含浸”と言う訳です。
”含む”と”浸す”ですよ、読んで字の如く何となく内容は解かると思います。

前回お話した”ロウ着け”はボビンとPUカバーの隙間をロウで埋めるのですが、含浸とはPUの内部までロウを浸透させてコイルの隙間を埋めてしまおうと言う事なのです。

隙間が無ければ共振しませんからね、鍋に溶かしたロウを入れてPUを潜らせ中までロウを染み込ませ、さめるとそれが固まる、そうする事でコイルの弛みが固定されハウリングを抑える事が可能です。

但し、緩みのある部分がコイルのどの辺りかによって効果に差が出来てしまい、起因となっている部分が中心に近くなる程ロウが染み込んでいかないので効果が薄い事もあります。

ハンドワイヤリングのPUは巻きつけ具合は指先の力加減一つですから、コイルの巻きが緩い事も少なくないので注意が必要でしょう。

もっとも、そこがハンドワイヤリングの良い所でもあるのですけどね。
同じターン数でも巻き付け具合が強い場合と弱い場合では体積が変わります、当然コイルの長さの比例して変わってきますからサウンドにも差が出て来ると言う訳です。

まぁハウリングが凄くて使えないのでは本末転倒ですけれどね(汗)
で、この含浸と言う作業は結構難しい作業でありまして、何が難しいと言うとロウの温度なのです。

これね、ロウによって溶ける温度が違うのですな。
低音で溶ける物とそうでない物。

ロウの温度が高過ぎるとコイルが断線を起こしたりするので具合の良いロウがあるのです。
やたらめったらロウを溶かして自分でやったりすると断線しかねないのでリペアショップ等に任せた方が無難でしょう。

当然、ウチに任せるのがベストですけど(笑)

他のハウリングとして意外に多いのが”TLのリアPU”のハウリングです。
この場合コイルの巻き方以外が原因と言う事が結構あるのですよ。

何が原因か?
実は”ブリッジ”なのです、意外でしょ(笑)

詳しい話はまた明日~♪
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テレ坊

あっしのテレ坊は、大丈夫だったのだろうか。。。。

  • 2008年09月29日月
  • ダロ
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