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コンバットギターズの日記

コンバットギターズの毎日

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  • 05/01/15:37

保管時に弦を緩めるか否か?3

さて!昨日の続き♪
また”ネックだけを捕らえて”と記載したにも理由があるのです。について~。

弦を張りっぱなしでネック以外のどこに問題が起こるのか???
まぁ弦のテンションが掛かる部分を考えれば答えは割と簡単でしょう。

ズバリ”ブリッジ”なのですよ。
さて、ブリッジ部分に常にテンションが掛かるとどう言った不具合が起こりそうか?

サドル!これは問題起きそうも無いですよね。
じゃあどこか??

それはブリッジのスタッドであります。
シンクロであればブリッジの前側6本のネジ、2点支持物(FRT他)であれば2本のスタッド、T,O,Mもスタッド2本!ベースブリッジやハードテイルはプレート自体をBODYに固定しているので関係無し!

ブリッジの裏側からサドルを支点にしてペグ方向へ弦が張ってあるのでテンションは支点部分に集中、ペグ方向へ倒れるように掛かっています。

ボディーの重量にもよりますが軽い物は木材の密度が低い物も多く木が柔らかいので要注意でしょう。
但し、シンクロの場合はネジ6本に負荷が分散されている為にそれ程神経質にならなくても問題は無いでしょう、極端に軽いASHボディー等で無い限り張りっぱなしでOKだと思います。

ではFRTや他の2点支持物はどうか?
これも極端に軽い材料を除くと言う前提になってしまいますが基本”張りっ放し”でOKです。

シンクロよりも支点の数が少ないですが、最近は”アンカー”を打ち込む物が多いので負荷の掛かる部分が太いので張りっ放しOKです。

続いてT,O,M!
これは今までの中で一番スタッド前傾率が高いです。

代表例としてはLPですが基本的にトップ材が”ハードメイプル”なので材料自体が硬いので本来であれば丈夫なのですが、テールピースからサドルへと斜めに弦が通る為、テンションの掛かる方向が非常に前傾し易い向きへとなっています。

しかも、一部を除き非常に細いスタッドである為負荷が1点に集中するので前傾し易い条件が揃っているのですよ。

基本は張りっぱなしで問題無いですがギター自体が軽い場合、一番注意が必要でしょう。
LP以外でトップ材が柔らかい物の場合心配なので極端に緩めるのではなく半音程度下げるだけでもかなり違います。

と、まぁ基本緩めなくてOKの例を挙げましたが絶対に緩めた方が良い物も有るのですよ。
それは何かと言うとアコースティックギターやフルアコ等なのです!

え~ごめんなさい来客があったのでここまで。
続きは明日書きます!
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